1年半くらい小説を連載して思ったこと
私は普段から小説を書くのですが、マイペースで書くのが主なので、特定の物語を継続して書き続ける、ということを殆どしてきませんでした。
というのも、普段から自他ともに認める三日坊主の自分が継続した何かを続けられるわけがないと思っていました。
そんな中、何を思ったのか、私は2年前の2018年3月から、小説家になろうにて「不条理なる管理人」という物語を作って連載を始めてみました。
当初、私は大学生活終盤に差し掛かり、実習やら国家試験の勉強やらで猛烈に忙しい中、謎に行動してしまったのが1年と半年くらい前です。
この記事は、「三日坊主が2年くらい小説を連載して思ったこと」を雑記のごとく書き連ねています。
目次
この記事の目的
この記事で書きたいことは、勿論のこと連載していたお話の言い訳とか振り返りなのですが、それよりも「三日坊主が1年半も継続してできた」という結果があるからこそ、記事にしようと思い立っています。
ハウツー本を気取るわけではありませんが、ある種の自戒として、次継続して行う必要があるときに向けて、「どうして今回継続できたのか」ということを客観的に記事にし、かつそれがこれを読んでいる三日坊主の方々に活かすことができたら幸いです。
重ねて前提においてほしいのが、これはハウツー本ではなく、私自身の自己分析をつらつらとブログっぽく記事にしているだけです。この中から、1つでも皆様の利益になることがあればとても嬉しいです。
そもそもの話
1.なぜ苦手な連載をしようとしたのか
先程書いたとおり、私は筋金入りの「三日坊主」です。一つのことを継続してやり続けることがとても苦手で、勿論のことそれは趣味であってもそうです。
私は小説をもう8年ほど書いていますが、メインにしているのは短編小説で、極端に長期的な作品は作っていません。そもそも、この三日坊主グセのせいで長期的な計画をもとに作る長編小説は困難であると思っていました。
しかし、長く小説を書いていくと、「文章を仕事にしたい」と少なからず思うことが増えてきました。それで最初に着手したのが、「三日坊主の解消」でした。
ただ、この大きな課題は自分にとって、かなり厳しいものでした。そもそもこれを思い立って始めたとき、正直趣味に時間を割くことが難しい状態で、やることが渋滞しているようなことを今でも覚えています。
なんでこんなタイミングで新しいことにチャレンジしたのだろう、自分でもそう思ったことを今でも覚えています。一方で、やることが詰まってギチギチな状態に、チャンスではないかとも思いました。
なぜなら、ストレスフルな状況下であれば、「娯楽として」やることを定めれば、継続して行えるのではないのか、と思ったからです。
勿論これは、私にとって小説は「楽しいこと」という前提があったからです。これから新しいことを始める場合や、その人にとって苦手なことを習慣づける方法としては不向きかもしれません。
それでも、行動に対する動機として「楽しいから」というものは大切な行動の基盤になりうると私は感じています。
だからこそ、私はこのタイミングで苦手な連載に着手しました。
2.「不条理なる管理人」というお話
そうして作ったこの「不条理なる管理人」は、小説投稿サイトの中ではヒット作を何本も世に送り出している小説家になろうに投稿していました。理由は特にありませんが、幅広いジャンルに対応しているところと、使い慣れていたということであんまり考えずに投稿をしていました。
この物語は、私が大好きな要素をとにかく沢山入れて、物語のあらすじとかもそこまで気にせず、散文的な感じで構成を作っていました。とりあえず世界観とかある程度固まったものがあったのでそれを流用しました。
とにかく手間を掛けずに、それでいて楽しい感じ! イメージはそんな程度で書いていました。
この場でこの物語のプロットを細かく記述することはナンセンスですが、興味がある方がいましたらこちらからご覧いただけるととても喜びます。
重要なこととして、この物語は小説家になろうで一大ジャンルとなっている「異世界転生」や「ハーレムもの」などの要素がほとんどなく、おまけにネット小説にも関わらず文字がギッチギチにつまったユーザビリティの考慮がまったくないお話であること、です。
メインジャンルとしては、ローファンタジー的なところを掠った感じでしょうが、ジャンルとしての一貫性も乏しい、しかも小説家になろうでは受け入れられ難い(らしい)「ボーイズラブ」も多分に含まれています。
こんな趣味要素全開な内容でしたので、評価やブックマークなどとは無縁でお話を進めていました。そもそも、この物語に詰め込んだ要素はかなりマニアックなので、それを受け入れて物語を読む人はいないだろうと判断しての投稿でした。
ビックリしたことに、この物語は最終的に6件ものブックマークと2名からの評価を受けております。世の中は私が知るほど振り幅が狭くないんですね……。ブックマーク、評価をしていただいた方にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。
そして、最後まで物語を見ていただいた皆様に感謝の言葉を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。
この物語は、元々趣味用に作ったものなので、ブログのほうが安定してきたと同時に非公開にさせていただきます。ご了承いただけると幸いです。
書いて思ったこと
そんなこんなな経緯があり、今回完全に連載を終えることができたのですが、最終的な結果として、
2018年3月19日〜2019年12月30日 総部数:169部 総文字数:702,681文字
となりました。この間、休むことなくどこかを書けていたので、本当に1年半くらい日課にすることができたことになります。
ここまで継続できたことは今までなかったのでとても嬉しいです。その一方で、ここまで継続できたのがとても不思議でした。それを色々な要素から考えていきたいと思います。
1.継続できた理由

今回継続できた理由としては、私は下記の3つからではないかと考えています。
- 気軽さを重視した
- 細かなルールを作らなかった
- とにかく「好きなように」やってみた
勿論これ以外にも多くの理由があるかとは思いますが、私が今まで「継続」を目指した行動の中にはなかったものを中心に挙げています。
これら3つにはそれぞれ、「気軽さ」があります。
気軽に、かつ気負いせず、ルールをあえて曖昧にすることでとっつきやすさを自分の中に作り、そして楽しいと思い込ませる。
それができたからこそ、三日坊主の私がここまで継続できたのでしょう。
継続はそれ自体にエネルギーが必要です。細かなルールやテンプレートを用意するのは作業の効率化には大切ですが、それは行動を習慣化できてこそなのでしょう。
行動がしっかりと習慣化できない状態で複雑なルールやクオリティを追加してしまうと心が折れてしまうのではないか。
聞く限りではとても単純かつ簡単な話です。ですがそれを取り入れて実践に取り組むのはかなり難しい。
それは、「できるようになりたい」という焦りからくるものかもしれませんし、気軽にやることを許さない自分自身かもしれません。どちらにしても、これらを取り入れて習慣化させている人はごく一部じゃないでしょうか。
今回、というか私の場合は小説でしたが、これは他の行動や習慣化したいことでも同じことが言えるのではないでしょうか。
それは勉強かもしれないし、運動かもしれない。どんなものでも、「楽しむ」という前提が行動の根本であると主張しているようですね。
私は無意識に、今回これらの要素を詰め込み「自分が楽しむ娯楽」としての要素を強めていました。どうしても小説を作ってそれを公開すると、読者が好きなものや極端なクオリティを求めてしまいます。
それはとても大切なことですが、「何かを継続する」ということを考えればこれらの要素が心を折ることもあります。
2.世の中で連載をしている作家様の偉大さ
では、継続できた理由として「気軽さ」を挙げていましたが、実際に仕事として連載を行っている作家様に目を向けてみるとどうでしょう。
常に読者を意識して、かつ完璧なクオリティを長期的に要求される連載という作業は、とても骨が折れる作業でしょう。
無論作家の皆様はそれで報酬をもらう仕事として成立しているからこそ、これらの作業を行うことができるのかもしれませんが、たとえ仕事として行っていてもその難しさは枚挙に暇がありません。
だからこそ、私は改めて世に作品として出ているものを賛美したいと思います。
受け取る方は自らの好みによって好き嫌いが分かれることがあるでしょう。私も好き嫌いがありますし、苦手な分野もあります。
今までであれば、その苦手な分野を排除したり、マイナスな気持ちを持つこともあったと思います。しかし一度、連載することの大変さを知ってしまった以上、その努力を否定することは並大抵ではなく、されるべきではないと痛感しました。
以上が、私が連載を通じて得た最も大きな心境の変化です。
今後の予定

色々一貫性のないことを書き殴ったので、一旦原点に立ち戻り、これからの予定について考えていきます。
私がこれから活動をするということは、大きく分けて2つに分けられます。
- 本ブログの更新
- 投稿サイトに小説を投稿
メインとしてやっていきたいのは小説を作って投稿することですが、ブログづくりの勉強もしていきたいので、ブログ更新も同時並行的に取り組んでいきたいと思っています。
しかしながら、私も本業が別にあるので、その本業と折り合いをつけて創作する都合どうしても更新頻度が不安定になります。
なので前回の通り、小説およびブログの投稿は不定期とさせていただきます。小説につきましては、このブログの役割の一つである「設定資料集」を記事として作成させていただきます。
具体的な展望をここに書くことはできませんでしたが、ブログについては月に1記事くらいは投稿できるように作成していきたいと思っています。何卒これからもよろしくおねがいします。